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注文住宅の間取りを考えるポイント

 

住み心地の良い家を作るには間取りを考えることが大切となりますが、

それは最も難しい工程となります。

住み心地の良い家を建てるためにも、ポイントを確実に押さえた間取りを考える必要があります。

今回は、注文住宅の間取りを考えるポイントについてご紹介します。

 

 

間取りを考えるポイント

採光について考える

内装ばかりに気を取られていると、外からの光が入ってこず、昼間なのに部屋が薄暗い家になりかねません!

注文住宅の間取りを考える際は、窓の位置やサイズなどをしっかり考慮し、

日の光が部屋の中に入ってくるよう、採光についても考えることが大切です。

もしも周囲を建物に囲まれていて日当たりが悪い場合は、2階にリビングルームを設けてみるのもひとつの手となります。

皆がよく集まる場所は、できるだけ明るいほうがおすすめです。

 

収納面積は家の床面積の1割ほどにする

モノが多い家庭の場合は、収納スペースを多くとろうと考えてしまいがちです。

しかし、収納スペースがあまりに広くなると居住空間を圧迫してしまいます!

反対に、収納スペースを少なくしすぎると、常にモノを居住スペースに置くことになってしまいます。

いずれにしても、居心地の良い家とはなりません。

収納スペースの割合[収納率]としては、家の床面積の1割ほどであると言われているため、

それを意識して収納スペースの広さを考えることが大切です。

収納は適材適所に設ける

先述で、収納率が家の床面積の1割がちょうどよいと紹介しました。

収納スペースを設ける際は、『どこに設けるか』が重要となります!

例えば、収納率が1割だからと言って、収納を廊下に集中させてしまっては、

他の場所で使用する洗面用品やキッチン用品など、何もかもをそこにしまわなくてはならなくなります。

そうなると、使用するたびに廊下まで取りに出なくてはいけません。

そのため、洗面所やキッチン、リビングや廊下など、収納は適材適所に設けるようにすることが大切です。

 

リビングダイニングキッチンのニオイ対策

間取りによってはリビングとダイニングとキッチンがひとつの部屋にまとまっている場合があります。

しかし、その際に気を付ける必要があるのがニオイです!

ひとつの広い空間になっている分、開放感がありますが、

その反面、調理の際に発生するニオイが部屋の中に広がりやすくなっています。

部屋の空気が流れやすいように、窓やドアの位置を考えたり、性能の良い換気扇を設置したりするなど、

ニオイの対策をしっかりと行いましょう。

 

 

土地から考える間取りのポイント

間取りを考える際、土地との相性は非常に大切になります。

 

南側がどちらかの確認

方位は、間取りを考える基本中の基本となります。

まずは、最も日が当たる南側がどこか確認しましょう!

南側は、一日のうち最も長く日が当たるため、そこに大きな窓が設けられるようにすることが基本です。

もし南側が道路である場合、玄関も南側になり、面する面積が小さくなってしまいます。

また、南側が道路であったり、建物が近接している場合は、プライバシーの配慮が必要となります。

その場合、外からの視線を避ける塀を設けたり、窓の高さを高い位置にして視線が入りにくいよう対策を行いましょう。

 

 近隣の建物の高さの確認

日の光を取り込もうと窓を設けても、近隣の建物の高さによっては日が入らない場合も考えられます。

夏の直射日光は、部屋を暑くさせてしまうため、小さな屋根等で避ける必要があります。

逆に冬の直射日光は、部屋を暖めてくれるので積極的に取り込みたいものです。

そこで影響するのが、近隣の建物の高さとなります。

近隣の建物が高い場合は、窓の位置を高くするか、隣家との距離を取ることで日の光は入ってきやすくなりますよ。

南側に窓があるだけでは明るくないという点に注意し、

本当にその窓が日の光を取り込むのに有効か、しっかり確認することが大切です。