株式会社isaji・house company

トイレリフォームについてアドバイスできる事をいくつかご紹介させて頂きます。

 

 

トイレリフォームを考える場合、下記の側面からどれにあたるのかを先ずお考えになってみて下さい。

 

1)トイレ空間を変えたいのか?
2)トイレ空間ではなく便器を新しくしたいのか?
3)便器ではなく温水洗浄便座を新設したり新しくしたいのか?
4)トイレリフォームだけではなく、トイレ以外のリフォームもお考えなのか?
5)上記の四つのどれかを行う住居が戸建てなのかマンションのどちらか?
6)トイレリフォームを誰に頼んだらいいのか迷っているのか?

 

概ね上記六つのポイントでアドバイスをさせて頂きます。

 

1)から3)に関しては、トイレリフォームを行いたい領域区分という観点になります。
トイレリフォームと一口に言っても、その領域をどこまで行うのか?
そういう考え方です。

 

[トイレ空間全体を変えたい]
トイレ空間そのものが老朽化しているとか、インテリアデザインを一新したいとか、

暗いので明るいトイレ空間にしたいのか、等、
用を足す器具だけを変えるのではなく、空間としてのトイレを変えてしまいたいという場合です。
これはかなり大掛かりな工事になりますので、時間と費用が一定レベルでかかるとお考え下さい。

 

[便器を新しくしたい]
便器がつまり易いとか、和式を洋式に変えたいとか、最新式の一体成型トイレにしたいとか、等
用を足す器具としての便器を一新したい場合です。
この場合は、トイレ空間全体を工事するわけではなく、便器という器具を変えるだけなので、
空間全体のトイレリフォームに比べると時間も費用も抑える事ができます。

 

[空間や既存の便器もそのままに、温水洗浄便座が無いのでつけたい]
この場合は、既存の便器から便座を取り除いて、温水洗浄便座を取り付けるだけですので、
圧倒的に時間を費用も抑える事ができます。
ただ、止水栓から温水洗浄便座に接続する配管工事が発生します。
又、電気式ですから、コンセントが必要になりますので、便座の近くにコンセントが無い場合は、
コンセント増設工事を行うケースもあります。この場合は、その分だけ費用がかかる結果を伴います。

 

この様に、トイレリフォームと一口に言っても、その領域をどこまで行うかによって、
時間と費用に変化が生じますので、ご家族でどこまでトイレリフォームを行いたいのかを、
吟味してみて下さい。

 

付け加えて、トイレリフォームと共に、その他の居室等も一緒にリフォームを行いたい場合もあると思います。
かなり大規模リフォームの中にトイレリフォームも行う場合です。
この場合は、居室側との取り合い等、様々な観点から工事を実施することになりますので、
プラニングから工事まで、一定レベルの時間を費用がかかってきます。
リフォームは局部に行う場合もあれば、家全体まで行う場合まで、選択の自由があります。

 

それと共に考慮頂いておくべきこととして、住居が戸建てなのかマンションなのかという建築構造という側面です。
戸建てというのは主に木造軸組み工法と呼ばれ、柱で躯体をつくり、空間を壁で埋める建築です。
一般的な戸建て住宅はこの構造です。(コンクリート壁構造など、例外も当然ございます。)
マンションは、主として鉄筋コンクリート造の複合的集合住宅です。
戸建てとの大きな違いは、複数の居住者がいるという点と、居住空間に遊び(隙間)が無いという事です
自ずと、戸建てをマンションでは、リフォーム工事のやり方に変化が生まれます
それは、隙間のある戸建てという構造と、隙間が無いマンションという構造の違いに起因します。
それによって、周囲の居住者への配慮、資材の搬入方法、工事の行い方等に差異が生じます。
工期や費用にも違いが生じます。
マンションリフォームは、構造上戸建てリフォームとは違いが大きいので、マンションリフォーム専門業者に依頼することをお勧め致します。

 

以上簡単ですが、トイレリフォームのポイントアドバイスでした。